2/11月祝 12:30-
コンペティション部門 入賞作品②
『〜放射線を浴びた〜X年後』
2012年/83分/カラー/ブルーレイ版
監督:伊東英朗
プロデューサー:大西康司 企画:口羽則夫、宮部選
ナレーション:鈴木省吾 朗読:保持卓一郎
撮影:三本靖二、向井真澄 録音:山内登美子
音響効果:番匠祐司 ミキサー:山口誠
配給協力:ウッキー・プロダクション 宣伝美術:成瀬慧
製作著作:南海放送
【作品解説】
~3.11後の日本に投げかけた衝撃の告発~
愛媛のローカル放送局・南海放送が追った、渾身のドキュメンタリー。
1954年にアメリカが行ったビキニ島水爆実験。当時、多くの日本の漁船が付近の海で操業していた。にもかかわらず、第五福竜丸以外の「被爆」は人々の記憶、そして歴史からもなぜか消し去られていった。闇に葬られようとしていたその事件に光をあてたのは、高知県の港町で地道な調査を続ける教師、高校生たちだった。
あるローカル局のTVマンが、その足跡を丹念にたどる。8年にわたる長期取材のなかで次々と明らかになっていったのは、船員たちの衝撃的なその後。そして、ついにたどり着いた”機密文書”。そこには、日本に及んだ深刻な放射能汚染の記録があった。
地元の被災漁民に聞き取りをする高知県の調査団との出会いをきっかけに、これまであまり知られることのなかった「もうひとつのビキニ事件」の実態を暴く。
2012年1月29日『NNNドキュメント‘12』で放送された番組を、劇場公開用に再構成した。
★19:00- 入賞作品・大賞作品表彰式、入賞者トーク&閉会式 (20:00終了予定)
※入場無料
[審査員(敬称略) ]
田原総一朗(評論家・ジャーナリスト)
佐藤信(劇作家/演出家/「座・高円寺」芸術監督)
橋本佳子(映像プロデューサー)
森達也(映画監督・作家)
まつかわゆま(シネマ・アナリスト)