2024.01.10
第15回座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバルのラインナップが発表されました。
第15回座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバルのラインナップが発表されました。
2024年は、年の始まりから、痛ましい災害や事故などが続き、呆然とただ人々の無事を祈ることしかできないような毎日が続いています。 能登半島地震によってお亡くなりになった方々に謹んでお悔やみ申し上げますと共に、甚大な被害を受け、今もなお苦しみの渦中にある被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
また、未だ世界では受け入れ難い蛮行が、繰り広げられています。ロシアのウクライナへの軍事進行は今もなお終結の兆しを見せず、
ガザでは、市民や、子供たちまでが空爆の犠牲になるという信じられない事態が続き、言いようのない感情に襲われています。
混迷する世界で、果たして、私たちは何をすべきなのか?
そんな問いを改めて考えざるをえない日々が続いているように思います。
ドキュメンタリーにはその時代の現実や、生活や、人々の思いが記録されています。 座・高円寺ドキュメンタタリーフェスティバルでは多様なドキュメンタリーを通じて、改めて、私たちが生きている世界と向き合う機会にしたいと思っています。
特集上映のテーマは「”Democracy”について」です。
プログラムディレクターの山崎裕のコメントを是非、読んで頂ければと思います。
ゲストセレクションも是枝裕和さん、森達也さん、大島新さん、金平茂紀さん、諏訪敦彦さん、秋山珠子さん、安田菜津紀さんら、第一線で活躍する皆さんのセレクション作品が揃いました。
更に、「緊急上映」と銘打ち、ウクライナ、ガザの現実を知るドキュメンタリーも選出されました。多くの作品をご応募頂いたコンペティション部門の入賞作品は1月下旬に発表されます。
第15回を迎える座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル、
会場で皆さんのご来場をお待ちしています。
座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル
実行委員長 加瀬澤充