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コンペティション部門
映画・テレビ・自主制作・・・
新しい才能を全国から発掘!
コンペティション部門入賞作品・大賞発表 表彰式
2月7日(金)
コンペティション部門入賞作品連続上映
- 10:00~11:53
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『生きて、生きて、生きろ。』
(113分)
― 休憩17分―
- 12:10~13:50
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『ライフテープ』
(100分)
― 休憩10分―
- 14:00~16:28
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『よみがえる声』
(148分)
― 休憩12分―
- 16:40~18:12
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『京都回想録 Kyoto Memoir』
(92分)
- 18:15~18:30
- 入賞作品・大賞表彰式
コンペティション部門入賞作
作品紹介
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- 『生きて、生きて、生きろ。』
監督:島田陽磨 2024年/113分
震災と原発事故から 13 年。福島では、時間を経てから発症する遅発性PTSDなど、こころの病が多発していた。津波で夫が行方不明のままの女性、原発事故による避難生活中に息子を自死で失い自殺未遂を繰り返す男性、避難生活が長引く中、妻が認知症になった夫婦など、患者たちのおかれた状況には震災と原発事故の影響が色濃くにじむ。喪失感や絶望に打ちのめされながらも日々を生きようとする人々と、それを支える医療従事者たちのドキュメンタリー。 -
- 『ライフテープ』
監督:安楽涼 2024年/110分
監督の幼馴染の息子が指定難病メンケス病と診断された。「例え短い時間だったとしても幸せに暮らしている俺ら家族を撮って欲しい」と言われ始まった、約1年間の記録。音楽制作に取り組むアーティストの夫。息子に愛情を注ぐ妻はこの家庭の太陽のよう。そして、息子は大きな手術を乗り越えようとしている。目を離してしまうと命の危機がある息子と共に、楽しい事も苦しい事も家族で笑って乗り越えてきた3人家族のライフテープ。 -
- 『よみがえる声』
監督:朴壽南、朴麻衣 2025年/148分
在日朝鮮人2世で、2025年に90歳を迎える映画監督・朴壽南(パク・スナム)。彼女の元には約40年前から撮りためた16mmフィルムが保管されていた。広島や長崎で原爆被害にあった朝鮮人、長崎の軍艦島に連行された徴用工・沖縄戦の朝鮮人元軍属、そして日本軍の「慰安婦」にされた女性…。「貴重な証言を残したい」と娘の麻衣は復元作業を始める。子供の頃から母の作品の上映活動に同行してきた麻衣も共同監督として参加し、作品を完成させた。 -
- 『京都回想録 Kyoto Memoir』
監督:原真織 2024年/92分
ある日突然火事により自宅が消失した。監督は、2018年初夏に京都で体験した自宅火災から1週間の家族の姿を精力的に記録した。火事の前後の記録映像を基軸として、燃え残った8ミリフィルムの映像や、新たに撮影された8ミリフィルムの映像などで多層的な時間軸が織り成され、監督は人生への希望を訴えかける。原將人と妻の原真織の共同監督作品として2022年に公開された『焼け跡クロニクル』を原真織の作品として、改変されたドキュメンタリー。
審査員(予定 敬称略)
- 佐藤信(劇作家/演出家)
- 橋本佳子(映像プロデューサー)
- 足立正生(映画監督)
- 大島新(ドキュメンタリー監督)
- 林加奈子(元 映画祭ディレクター)