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コンペティション部門
映画・テレビ・自主制作・・・
新しい才能を全国から発掘!
コンペティション部門入賞作品・大賞発表 表彰式
2月14日(日)
- 10:00~11:40
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『ダンシングホームレス』(99分)
― 休憩20分―
- 12:00~13:00
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『ETV特集「7人の小さき探究者
〜変わりゆく世界の真ん中で〜」』(59分)
― 休憩40分―
- 13:40~15:00
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『さよならジパング
〜外国人技能実習生たちの告白〜』(79分)
― 休憩20分―
- 15:20~17:00
- 『はりぼて』(100分)
- 17:00
- 大賞 賞金10万円
入賞作品・大賞表彰式
※コンペティション部門入賞作品上映は、1回券1枚で全ての作品をご覧いただけます。
※上映後、監督のご紹介を予定しています。
※入れ替え時間が短くなっております。スムーズな出入場にご協力ください。
コンペティション部門入賞作
作品紹介
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- 『ダンシングホームレス』
2020年/99分/カラー
監督・撮影:三浦 渉
編集:前嶌健治
撮影:桜田 仁
カラーグレーディング・タイトルデザイン:中田勇一郎
効果・整音:高木 創
選曲:金田智子
照明:小西俊雄
音声:片浦 渓
エクゼクティブ プロデュサー:田嶋 敦
プロデューサー:佐々木伸之
製作 配給:株式会社東京ビデオセンター
出演:アオキ裕キ、横内真人、伊藤春夫、小磯松美、平川収一郎、渡邉芳治、西 篤近、山下幸治
路上生活者や路上生活経験者だけで構成されたダンスグループ「新人Hソケリッサ!」。家庭内暴力や病気など、それぞれに社会的挫折を味わい、疎外感に苛まれながらホームレスになったメンバーを手弁当で率いるのは、振付師のアオキ裕キ。あらゆるものを捨ててきたからこそ、唯一残された原始的な身体から、人間本来の生命力溢れる踊りが生み出されるのだという。彼らの3年に密着、釜ヶ崎での公演や、路上で生きる日常にカメラを向け続けているうちに、メンバー達の壮絶な過去や人生への想いが少しずつ明らかになってゆく。やがて人生からすべてをそぎ落とした彼らは、渾身の力を込めて、生きるために舞うのだった。 - 『ダンシングホームレス』
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- 『ETV特集「7人の小さき探究者
〜変わりゆく世界の真ん中で〜」』
2020年/59分/カラー/NHK
ディレクター:松原 翔
撮影:鈴木 亘
音声:井口大輔、佐藤大地
映像技術:安達憲一
音響効果:日下英介
編集:熱海史郎
取材:堀越 伶
制作統括:矢吹寿秀、飯田健治
東日本大震災をきっかけに、対話を通じて子どもが考える力を育む授業「p4c(ピーフォーシー)」を全国に先駆けて取り入れた、宮城県気仙沼市の小泉小学校。p4cとは“philosophy for children(こども哲学)”の略称で、6年生の7人は、自分の視点や考えを、仲間同士で積極的に話し合い、言葉にしていく。しかし卒業を目前に控えた2月末、学校は新型肺炎対策のため突如休校となる。校長先生の宣言に動揺する7人。同級生とも会えなくなり、家で過ごす日々が続く。「大人たちの決定」を受け入れざるを得なかった彼らは、この状況をどう捉え、何を考えたのか。独自の視点で紡がれた子どもたちの生の言葉に耳を傾ける。 - 『ETV特集「7人の小さき探究者
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- 『さよならジパング
〜外国人技能実習生たちの告白〜』
2020年/79分/カラー/東海テレビ
ディレクター:小室拓人
撮影:中根芳樹
音声:伊藤紀明
CG:東海タイトル・ワン
TK:河合 舞
音響効果:宿野 祐
ナレーション:藤本晶子
企画:伏原健之
編集:平岩 修
プロデューサー:山本茂樹
東海道新幹線の岐阜羽島駅前。街の一角にある建物に続々とやってくるのは、外国人の技能実習生たち。希望を抱き日本に働きにきたものの、低賃金に給与不払い、パワハラ、解雇など不当な扱いを受け、中国人が運営する「外国人労働者救済支援センター」に相談に駆け込むのだった。危険な作業で大怪我を負ったベトナムの若者は、補償もされず会社は倒産、だが現地に赴くと、会社は名を変え操業しているのだった。在留を望むが支援を得られず帰国する中国人の無念や、彼らを仲介するブローカー、受け入れる管理団体の存在などを描き、労働力を海外に求めておきながら、ひどい差別や偏見を断ち切れない“日本”の現在を照射する。 - 『さよならジパング
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- 『はりぼて』
2020年/100分/カラー
監督:五百旗頭幸男、砂沢智史
撮影・編集:西田豊和
プロデューサー:服部寿人
語り:山根基世
声の出演:佐久田脩
テーマ音楽作曲・音楽:田淵夏海
音楽プロデューサー:矢崎裕行
配給・宣伝:彩プロ
製作著作:チューリップテレビ
2016年富山市で、あるベテラン自民党市議の政務活動費の不正を、地元局「チューリップテレビ」がスクープ。これを機に不正受給が次々発覚、8ヶ月の間に14人もの市議が辞職する事態となる。その後富山市議会は「全国一厳しい」政務活動費の運用ルールを制定、改革をアピールするが、3年半の月日が流れ、議会は再びスキャンダルや不正、議員の居直りの場と化していた…。カメラはスクープ合戦に沸き立つ社内や、「制度論」を盾にノーコメントを貫く市長や義理人情を押し通す自民党市議会の“ボス”に翻弄される記者など、自分たちの姿を映しながら、「はりぼて」と化した政治とメディア、そして市民のあり方を問う。 - 『はりぼて』
審査員(予定 敬称略)
- 佐藤信(劇作家/演出家/「座・高円寺」芸術監督)
- 橋本佳子(映像プロデューサー)
- 足立正生(映画監督)
- 伊勢真一(ドキュメンタリー映画監督)
- 林加奈子