13:30- 上映 (こちらのチケットで同日10:00-の『サムライと愚か者—オリンパス事件の全貌—』12:00-『たゆたいながら』もご覧いただけます)
幼い頃に母を失い、5歳から12歳まで児童養護施設で育った監督が、成人したかつての仲間たちを訪ね、退所してからも家族の問題に向き合いながらも、懸命に生きている彼らの本音を聞いていく。
共に過ごした仲間だからこそ聞くことができる、「施設で生きてきたことの意味」を問うその旅は、封印してきた、自らの過去と向き合う旅でもあった。やがてカメラは、両親が出会った、海が見える母の故郷へと歩みを進めてゆく……
監督プロフィール
向井啓太
中高時代は、父親とともに奈良で過ごす。
慶応大学総合政策学部進学後、NPOで施設への学習支援を行いながらカメラに興味を持ち、藤田ゼミでドキュメンタリー制作を学ぶ。
コンペティション部門大賞作品発表、表彰式、入賞者トーク
2月11日 (木・祝) 20:00-
大賞 : 賞金10万円
審査員 : 佐藤信 (劇作家/演出家/「座・高円寺」芸術監督) / 橋本佳子 (映像プロデューサー) / 池谷薫 (映画監督) / 安岡卓治 (映画プロデューサー) / ヤン・ヨンヒ (映画監督) ※敬称略
(※入場無料)